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本の紹介

タイトル リンゴ経済の計量分析
著者 梶川 千賀子
出版社 農林統計協会

〒162-8448

東京都目黒区下目黒3-9-13
目黒・炭やビル
Tel:03-3942-2987(出版普及部)

発行日 1999/4/11
定価 \2500+税
ページ 199ページ
 我が国の代表的な果物であるリンゴの消費者需要の変化や需要構造の定量的な分析、品種構成の問題や、貯蔵なども含めた出荷体制の分析、リンゴの品質と価格の問題、リンゴの輸入を含めた競争力の分析など、リンゴに関わる、あらゆる側面を掘り下げ解説する。 

 第1章では、研究課題と構成について、内容を概論的に説明する。
 第2章「リンゴ消費構造の変化とその特徴」はリンゴの消費状況を分析する。価格の年代的な変化や他の果物との比較。時期的な価格の推移などを詳細に解説してある。
 第3章「リンゴの貯蔵容量の拡充と消費者余剰」では品種ごとの貯蔵技術や設備の解説と需要の予測などのモデリングについて具体的な数値と例を挙げて説明する。
 第4章「リンゴの産地間競争と供給調整」は全国各産地から出荷されたリンゴの価格について、需要関数や供給関数などを利用して予測、分析をする。
 第5章は「リンゴの輸入解禁とわが国への影響」で果実の輸入問題を、リンゴにフォーカスを絞り、様々な数式を使い経済的な分析をする。
 第7章「リンゴ輸出国の研究体制と輸出戦略」では海外のリンゴ生産にスポットを当てる。

 単なるリンゴの解説ではなく、リンゴとそれを取り巻く経済的な環境について、数値や数式を使い分析する。読み進むうちに、リンゴを通して我が国の農業の問題も見えてくるので資料的な価値も高い。