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タキイ種苗株式会社発行 園芸新知識 9月号掲載(2001)より
生産者は携帯電話、PHS、一般の電話を利用して、問い合わせ用の電話番号に電話をかけます。生産者が電話のテンキーからID番号を入力すると認証され、合成音声で出荷した商品の種類と販売点数が読み上げられます。「ホウレンソウ4、オイシイナ10」といった具合。販売データは30分ごとに集計されるので、かなり最新の販売量を反映しています。 このシステムのポイントは通常の電話回線を利用しているので、畑で農作業中でも、どこからでも電話をして販売状況を知ることができる点です。特殊な端末も不要なので誰もが簡単に利用できます。 生産者からの電話の最初のピークは昼前です。これで午後にどれぐらい追加すればよいか見当をつけます。続いて午後5時前に、売れ残りを確認するための電話が多くかかります。売れ残っていれば日もちする商品以外は下げなければならないからです。運用は24時間行われ、専用回線が2回線用意されています。 このシステムは、直売所開設の準備段階で、いちいち直売所に出かけなくても販売状況が分かるようにしてほしいという、生産者からの要望を実現させたものです。 生産者の評価も高く、納品に必要な量が畑で作業中に分かるので、無駄にとりすぎたりすることがなくなり、売れ残りの廃棄処理も少なくなったと好評です。 「めっけもん広場」の快進撃はこれからも続きそうです。今後は、インターネットでの注文や生協のイベント用などの予約注文など、卸的な機能を備えた直売所にしていくことを視野に入れています。
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