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おいしい柿の見分け方
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| 柿にはたくさんの種類があり、同じ柿でも産地や生産者によって違いがあるので、一概に色、形、艶などでは判断できません。果物店は長年の勘や自分で試食してみて「いい柿かどうか」を判断できますが、「おいしい柿の見分け方」と一言ではいえないのが正直なところです。
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大きさの大小や、色の濃い薄いは、同じ種類(産地)のものを比べて初めて成り立つ比較方法です。「赤い柿」がおいしい条件なら、福岡の柿は、岐阜の柿に比べると「赤い」です。しかし、味を比べても必ずしも福岡の柿の方が岐阜よりおいしいとは限りません。 私たち果物屋は柿の種類や産地を持ち出して話をしますが、例えば、お店に2種類の柿が並べて売られていたら、消費者の方の中には同じ「柿」としか思わない人もかなりいるでしょう。ですから、おいしい柿の見分け方の説明は、それぞれの種類について事細かに説明するしか方法はないだろうと、私たちは考えています。とはいえ、やはり「赤い」と「大きい」は、味と商品価値に何らかの関係があるようです。柿も同じ種類なら、赤く、大きいほうがおいしいのではないでしょうか。柿ではヘタが重要な働きをしていて、生長過程でヘタが欠けてしまうと大きくなりません。ヘタが4枚揃っていて、しかも大きい柿は実も大きくなります。 「よい柿」の選び方なら、柿全体に共通することがあります。それは、「ヘタ隙き」でないものを選ぶということです。「ヘタ隙き」とは果肉とヘタの間に隙間(亀裂)ができる現象で、果実の細い柿には起りにくい現象ですが、扁平な柿にはちょくちょく起ります。 このヘタ隙きの一番困るところは、その隙間から虫が入るということです。では虫が入るとどうなるかというと、その部分の色が熟れたように変色して、果肉が軟らかくなってしまいます。その状態を「色虫実」と言うそうです。先ほど、色が赤い方がおいしいと書きましたが、こういった赤は避けて下さい。柿を選ぶ時はヘタが果実に張り付いているようなものを選ぶとよいでしょう(しかし、それが必ずしもおいしい条件というわけではありません)。 |
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