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西洋梨って素晴らしい
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西洋梨は山形県では「みだくなす」といわれているそうです。いわば器量のよく ない梨のことですが、愛情込めてそう呼んでいるのです。西洋梨は「顔じゃないよ、心だよ」で食べたい果物の筆頭です。外観がよくないけれど、中に美味が隠されています。そして、追熟を待つ間、どこに置いても絵になります。こんなに素晴らしい果物、ちょっとありません。 でも、西洋梨のおいしさの陰には泣くに泣かれぬ悲劇がありました。西洋梨は明治時代に導入されましたが、追熟を要する果物だっただけに、同じ時代に導入されたリンゴが国民的果物に育ったのに比べ、長い間不遇のときを過ごしました。日本では買いたいときが食べたいとき、待って食べるという果物はほとんどありません。メロン、キウイフルーツは追熟する果物としてよく知られていますが、これらと違ってなかなか普及しなかったのは、西洋梨は品種によって追熟期間が違うために、食べ頃の見分け方が難しかったからです。 西洋梨の魅力にひかれてきた果物店は多くあります。でも、販売の難しさに泣かされた店も多いのです。近年は西洋梨の美味が広く知られるようになりましたが、食べ頃の見極めがあるため、果物専門店にとってはプロの腕を発揮できる果物になっています。 |
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| ●西洋梨の起源 梨は大別すると、西洋梨、和梨、中国梨の3つに分類されます。和梨は丸型、西洋梨は面長(ひょうたん型)、中国梨も洋梨に近い形をしています。 で、その産地をさかのぼって行くと、3種類の梨は一つの原産地に辿り着きます。元々チベットの山地で生まれたといわれています(おそらく、原種は西洋梨のような形?) そこから、一方は東アジアから日本に、もう一方は天山西部(何処なんだろう)に一つの広がりを作って、さらに近東に広がって行き、その近東で今の西洋梨が生まれたと考えられているそうです。その歴史は、中国では2000年前の『史記』に、日本では『日本書紀』にその栽培の記述を見ることができ、登呂遺跡からも炭化した種子が見つかっていますので、梨はかなり古い歴史を誇ります。 ただし、西洋梨が日本に入って来たのは明治時代になってからで、フランスから多く導入されました。 |
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