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団員の一言1996-97
風邪とビタミンCの関係
 
 ミカンの話からは少し脱線しますが、毎年、冬も寒くなると風邪をひく人が多くなりますね。毎年必ず風邪をひくという人も少なくないようです。驚いたことに風邪をひくのは人間とチンパンジーとモルモットだけだそうです。

 さらに驚くことは、体内でビタミンCを作り出せない動物も、また、人間とチンパンジーとモルモットだけ。
 どうやら、風邪とビタミンCには密接な関係があるようですね。

 実は「体内にビタミンCが欠乏すると風邪になりやすい」とされています。
 昔から「風邪の時はキンカンを食べろ」とか「柿を食べると風邪をひかない」と言われているのも、それらの果物にビタミンCが大量に含まれているためでしょう。
 アメリカでは風邪の患者に一時的にビタミンCを大量に投与するという治療法が発表されました。

 ……といってもビタミンCが直接風邪の薬になるわけではありません。風邪を予防したり、治したりするホルモンは体内の副腎で作られますが、ビタミンCはそのホルモンを作るための材料になり、風邪のウイルスの繁殖を防ぐ働きをするのです。

 ですから、風邪をひいてから食べるのでなく、ひかないように予防の意味で、ミカンをたくさん食べましょうというのが正解ですね。


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