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今後の果物屋さんの勉強会

97/09/17


 果物屋の業界は、内輪を誉めても何の得にもならないが、「勉強熱心」である。

 勉強とは「学者として果物を研究している人の講演を企画したり、果物うんちくを学ぶために勉強会開催とか、販売・包装などのスキルアップ勉強会」などなどであり、これらについては地道に努力している業界の一つです。それはそれで立派だと思うし、否定なんか絶対にしない。が、これって「井の中の蛙」状態ではないでしょうか?

 ミクロで見ると「自店の客の果物に対する意識調査」、マクロだと「非果物業界関係者の果物に対する意識調査」が全く無視されている現状だ。「内輪(うちわ)の、内輪による、内輪のための勉強会」。出てくる答えは「おいしい果物がないとか、自信をもって薦められる果物がない」云々など、ここ半世紀、判で押したような永久不変の答えが存在する。パネルディスカッションもしかり、理想論を述べ合い、一番大事なもの、すなわち果物離れの原因を調査、対策等山積みに抱えているにもかかわらず、あいも変わらず「うまい果物がない、自信もって薦められる……」この言葉しか言えない現状。

 かくいう自分も“同類”だが、少なからず前向きなことも考えている。伝統的な勉強会しか開催できない現在の組合から見ると異端児に見える私流勉強会とは?

今までの勉強会、確かに有益そのもので確実に“果物学”は向上しているし、他の組合員さんも同意見だと思う。が、これって前に書いたが「内輪の、内輪による……」です。そう、この勉強会には果物に対する率直な意見の持主である「消費者」の直接の意見交換会がまったく見受けられない。

 果物屋が一番欲しい情報とは何か?「日本全国に存在する果物の直接の消費者の御意見」なのです。今までは「新品種、産地情報、市場」ばかりに注意していたが「日本全国のお客様」の意見を各支部ごとにまとめて、青年部会議等を利用して「研究発表」する必要があるのでは?

 例えば消費者を50人招待してパネラーになってもらい「果物、果物屋に対する本音」を無礼講で投げ付けてほしいし、これを回数重ねれば果物離れの原因がつかめそうな気がする。

 また、番外として「女子高生」との果物パネルディスカッションを開くと、まったく大人が考えも付かなかった重大な意見を聞くことができそうだ。なにしろ商品企画の販売を成功させるには、彼女らの意見が「絶対不可欠条件」の今日である。そして女子高生ネットワークこれも見逃せない事実だ。女子高生と果物、とんでもない意見が聞けそうで今から、乞ご期待状態だ。

 話が横道それたが、これからは「日本全国の消費者の御意見」に真剣に耳を傾ける姿勢が果物屋さんに必要なのではないでしょうか?

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