| ★アレンジティー
アレンジティーという言葉を聞いたことがない人もいると思いますが、アレンジティーとは、ストレートティーに少し飽きて来た時、目先を変えて紅茶に少し他のものを加えて紅茶を楽しむものです。
アップルティーのほかに、ブランデーティーやルシアンティーなどもアレンジティーではないでしょうか。
では、アレンジティーを作ってみましょう。
ここで少し注意しなければいけないことがあります。それは…… 紅茶はいろいろな産地で取れますが、それぞれにクオリティーシーズン(最も良質の葉が取れる時期)があります。ストレートで紅茶を楽しむ場合、このクオリティーシーズンの紅茶が最も喜ばれます。しかしアレンジティーを作る場合、逆にクオリティーシーズンの紅茶はあまり適していないのです。 「?]と思われる人もいると思いますが、クオリティーシーズンの紅茶は香りが強く、アレンジする果物などの香りとケンカをしてしまうのです。アレンジティーはアレンジするものの香りがほのかに香る程度なので、紅茶の香りが強すぎると、それが消されてしまうのです。それに....せっかくのクオリティーシーズンの紅茶ですから、やはりストレートで楽しむ方が良いのではないでしょうか。 アレンジティーを作る紅茶は、クオリティーシーズンから外れた紅茶か、古くなって香りが少なくなってしまった紅茶を使いましょう。 では、アレンジする果物を選びましょう。 アレンジティーの場合、なるべく香りの強いものを使った方が楽しみやすいと思います。ですから、香りの少ない果物はアレンジティーに向きません。また、完熟よりも過熟の果物の方が良いようです。 アレンジティーに向かない果物の代表選手は「和梨」、あと、「柿」も紅茶が渋くなってしまうのでよくないそうです。 紅茶の渋味の成分はタンニンで、柿も同じタンニンなので、そのあたりに何か関係があるのかもしれませんね。
アップルティーの作り方(なんだか料理番組みたい...) まず、りんご。私は香りが強いということで「王林」を使用しました。 そして、紅茶。最初にアッサムティーを使用したのですが、紅茶が渋くなってしまったので、ニルギリを使用しました。 道具はティーサーバー(紅茶を抽出する道具、煎茶の急須の様な役割を果たすもの、なければ、何でもよいです)くらいでしょうか。 果物をアレンジする場合、果物を最後まで紅茶の中に入れておく事は好ましくありません。カップに注ぐ前に一度、ティーポットなどの別の容器に移しておくとよいと思います。 りんごは三日月型に切り(約1.5cmで約6人分)それを少し細かくしてサーバーに入れます。あまりりんごを入れすぎると渋くなってしまいます。皮は必ず入れて下さい、香りが違います。 そこに紅茶の葉をいれて、熱湯をそそぐ。あとは、普通の紅茶の入れ方通りでOK。カップに少しりんごのかけらを入れておくと雰囲気が出てなかなかよいですよ。 はい、出来上がり。 カンタンでしょ! ブドウの場合は巨峰なら、1粒で約2人分。半分に切ってサーバーにいれる。 あとはりんごと一緒。 オレンジ(シャリマティー)の場合は、オレンジの薄いスライスを紅茶の中に入れておきます。レモンほど香りが強くないので、飲み終わるまで入れたままにしておいてもよいそうです。 あとは、みなさんがいろいろ試して見てくださいね。 注意: 前半でアレンジティーを説明する際に、フレーバーティーのことについて少し触れましたが、けしてフレーバーティがいけないとは思わないで下さい。前にも書きましたが、紅茶の基本はやはり「楽しむ」ことだと思います。 フレーバーティーを使って楽しむことができるなら、それは正しい紅茶の楽しみ方ではないでしょうか。 今回は、生の果物と紅茶で楽しむ美味しい時間のご提案でした。 |