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広島県因島市の恵日山浄土寺の境内で万延元年(1860年)ころ、ぶんたんと他の柑橘との雑種(タンゼロ)として生まれ、旧暦の八月朔日(ついたち)になると食べられるといわれ、八朔の名がついた。昭和に入って各地で栽培されるようになった。果実は350g前後、果汁はやや淡泊であるが糖分と酸の調和がとれ風味がよいので、肉質はややかたいが評判はよい。欠点として、貯蔵中のヤケ(虎斑・こはん症)発生とトリステザウィルスに弱いことである。熟期は2・3月だが、寒害のおそれのある地域では年内に収穫して貯蔵される。
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八朔の枝変わりとして昭和26年に農間紅(のうまべに)八朔が発見された。果実は果皮が濃色で、果汁分,糖分ともに多く食味がよい。甘夏,八朔の消費が低下しているが、これは皮が厚く、苦味がありさらに内側の皮(じょうのう)をむくわずらわしさが嫌われている。
選び方と保存
果皮が黄橙色、やけのないもの。保存は涼しい所へ。
旬 2〜4月。 |