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フルーツサラダ

 材料 (4〜5人分)
りんご(好みの種類)・・2個
オレンジ・・・・・・・・・・・・・2個
キウイ・・・・・・・・・・・・・・・1個
レモン汁 大さじ1
グラニュー糖・・・大さじ1〜2
好みのフルーツ系リキュール 適量
 作り方
1.りんごは八つ割りにして皮と芯を除き、一口大に切る。オレンジは皮と薄皮を除いて身を取り出す。キウイは皮をむいていちょう切りにする。

2.すべてのフルーツをボールに入れ、グラニュー糖とレモン汁、リキュールをふりかけて混ぜ、冷蔵庫で冷やす。砂糖が溶けて汁気がボールの底にたまったら食べ頃。

★今月は“クッキング”とは呼べないほど簡単、でも目先が変わっておいしいデザートです。
★フランスで一般家庭に滞在し、たっぷりの夕食をごちそうになった後に供された思い出があります。

 “フルーツのサラダ”と聞くと、いちごやバナナ、缶詰のみかん、黄桃などを生クリームであえた、甘〜く、にぎやかな色合いのものを想像していました。ですから「サラダ・フリュイよ」と言って最初に出されたときは、正直、少しがっかり。その日たまたま家にあった、あり合わせの果物―ひと口大に切ったりんご、洋梨、ぶどうを、1人分ずつグラスに盛っただけの、何の手も加えてないような、地味なものだったからです。

  口にしてみると、予想を裏切る豊かな味でした。冷たく、甘酸っぱく、ほんのりアルコールがきいたさわやかさは、グラニュー糖と、自家製のレモンのお酒をふりかけたから、とのこと。溶けた砂糖と果物の果汁、リキュールが混ざり合って、即席のシロップになっています。ここに果物をひたしながら食べるのが、なんともおいしいのです。
 「今日はとてもデザートまでは入らない!」とはちきれそうな胃をさすっていたにもかかわらず、しっかりおかわりを頼んでいました。

 年間を通して、好みの果物で楽しめるデザートです。これからの季節、温州みかんや伊予柑などで試されてもよいでしょう。個人的に、冷やしたりんごのサクサクとした食感が気に入っているので、いつもりんごは多めに入れています。レモン汁は、果物の色が変わるのをふせぐ意味もあるのですが、むしろ味のアクセント。量は、好みで加減して下さい。グラニュー糖の量も同様です。

 リキュールは、オレンジ系のコアントロー、グランマニエ、さくらんぼ系のキルシュ酒などが合うようです。りんごから作るブランデー、カルバドスもおすすめ。香りづけ程度に、少し入れるのがコツです。

 フランスの、ある若者向けレストランでは、フルーツサラダにお好みのシャーベットを盛り合わせる、というデザートメニューを展開していました。このアイデア、家庭でも真似できそうです。

 「そのままで食べるのにはちょっと・・・」という果物も、少しの砂糖とアルコールで魔法がかかります。底にたまったシロップをクイッと飲みほすのが、最後のお楽しみです。
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