| いよかんのクランブル |
| 材料 (4〜5人分) |
| いよかん ………大2個 みかん …………2個 グラニュー糖 ……大さじ1 |
クランブル 無塩バター………50g グラニュー糖……50g 薄力粉……………2個 薄力粉……………80g アーモンドパウダー……20g |
| 作り方 |
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1.クランブルを作る。ボールにグラニュー糖、薄力粉、アーモンドパウダーを入れる。冷たいバターを1cm角に切って入れ、指先でもみ込むようにしながら、粉類となじませる。ポロポロとしたそぼろ状になったら出来上がり。使うまで冷蔵庫で冷やす。 2.いよかんとみかんは、皮をむいて袋から身を取り出す。 3.オーブンは200〜220℃に温める。耐熱皿に薄くバター(分量外)を塗り、果肉を彩りよく並べ、グラニュー糖を全体にふりかける。クランブルを手でまんべんなく散らし、オーブンで20〜30分、おいしそうな焼き色がつくまで焼く。温かいうちに取り分けていただく。 ★1人分ずつ、小さい器に入れて焼いてもよい。 |
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柑橘類は焼いてもおいしい。これを知ったのは、フランスのとあるレストランでデザートをいただいているときでした。生のグレープフルーツとオレンジを焼き込んだタルトを供され、馴染みがなかった私は半信半疑でまずひと口。酸味が和らぎ、まろやかな甘さになっています。初めての味わいに感激しつつ、ふた口、み口・・・・・・。気がつくと、ふた切れ目に手をのばしていました。 グレープルーツのタルト、今では私のレパートリーの一つにおさまっています。 日本を代表する冬の果物でお菓子を作ろう、と思い立ったとき、最初にこのタルトの応用が浮かびました。でも、もっと日常的に、サッと作れるものはないかと頭を悩ませ、行き着いたのが今回ご紹介するクランブルです。 粉と砂糖、バターを練り込んで作る、そぼろ状のクッキーのようなものをクランブルと呼びます。これを生や缶詰の果物にふりかけて焼くお菓子は、イギリス家庭のおやつの定番だとか。若かりし頃、ロンドンで大学生活を送った経験のある年配の女性が話してくれました。下宿先のおばあさんが作る、四季折々の果物たっぷりのクランブルを、毎日のように味わって過ごしたそうです。現在、彼女も自ら下宿屋を営み、学生のためのクランブル作りに精を出しています。「簡単で、ボリューム感も栄養もあって、経済的で、おいしいから」が、頻繁に作る理由だそう。家庭菓子のよさここにあり、です。 クランブル作りのコツは、バターが溶け出さないうちに、手早く材料を練り込むこと。アーモンドパウダーを入れたのは、香ばしさをプラスするためです。省いても差し支えありません。代わりにオートミールやくるみを加えてもよいでしょう。また砂糖をブラウンシュガーや三温糖に変えたり、インスタントコーヒーを細かくして混ぜるなど、工夫次第で色々な風合いが楽しめます。 カリッとしたクランブルの食感を出すために、高めの温度で焼きます。オーブントースターでも代用できますが、焦げやすいので注意しましょう。アルミ箔をかぶせるなどして調節します。数種類をとり合わせたり、ドライフルーツを混ぜてもよし、果物のバリエーションは無限です。 いよかんやみかんは、身を取り出すのに少し手間が必要。でもこのときばかりは、日英文化融合のためと、一人悦に入って楽しんでいます。 |